妊娠中毒症には要注意。

      2012/10/13

妊娠中毒症とは、妊娠で起きる体の変化にママが適応できない状態のことです。
悪化すればママや赤ちゃんの体に深刻な影響を与えることもあるので怖い病気です。

なぜ、この妊娠中毒症が怖いかというと、
妊娠中毒症にかかるとおなかの赤ちゃんに十分な血液が流れなくなり、
最悪の場合おなかの中で仮死状態になることもあるからです。

仮にここまでの状況ではなくても、
おなかの赤ちゃんの状態によっては、入院することもありえます。
また、早い時期に人工出産するケースもあり、赤ちゃんは集中治療室に
入らなければならなくなってしまいます。
妊婦検診の目的は「妊娠中毒症を見つけること」といっても過言ではないのです。

主な症状としては、高血圧、尿タンパク、むくみの3つがあげられます。
全てがそろわなくても、数値によっては中毒症と診断されますし、
1週間に500g以上体重が増えた場合も中毒症として診断されることもあります。

また、妊娠中毒症にかかりやすい人もわかっています。
全ての人がかかる訳ではありませんが、該当する項目がある場合には注意しましょう。
・はじめての妊娠
・極度に太っている人
・妊娠中の体重増加がはげしい人
・高血圧の家系の人
・双子以上の妊娠
・高齢妊娠
等の方があげられます。

妊娠中毒症を予防するには、食生活に気をつかい、
塩分や高カロリーの食品の取りすぎに注意しましょう。
バランスのとれた食事をしていれば、急激に太るようなこともありません。
その他には、疲れやストレスも禁物です。

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