パパでもわかる帝王切開。

   

一般的な出産とは、赤ちゃんが子宮口から産まれてくる
「経膣分娩」のことをいいますが、経膣分娩にリスクがあると
診断された場合には、ママのおなかを切って赤ちゃんを取り出します。
これを「帝王切開」といいます。

いわゆる「普通分娩」を望んでいたママにはショックなことですし、
おなかを切ることに不安を感じるママも多いでしょう。
しかし、日本では出産全体の約15%の人が、
帝王切開を行っているといわれています。
不安や心配はもちろんありますが、可能性は誰にでもあることですし、
なによりも帝王切開は赤ちゃんやママの危険を和らげる立派な出産の一つです。
ママは赤ちゃんを守るために気持ちをしっかり持って出産に臨みましょう。
そして、パパはそんなママの気持ちを理解し、
励ましたり支えてあげたりしてできる限りのサポートをしてあげましょう。

現在では、おなかの赤ちゃんの様子を詳しく知ることができるので、
事前に経膣分娩が難しい状況であったり、
リスクが高いと診断された場合には、帝王切開を行うことになります。

主な原因は以下の通りです。

・逆子
・児頭骨盤不適合
・子宮筋腫、卵巣腫瘍
・双子
・前置胎盤
・妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)
・前回の出産が帝王切開だった場合

ママと赤ちゃんの状態や医師の診断にも様々なものがありますし、
病院側の方針などもあります。
帝王切開に入る前に、キチンと説明を受けて、
パパやママが納得した上で手術を受けるようにしましょう。

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