出産で戻るお金。

      2016/03/16

出産にかかる費用はなんとなく目星がついてきたでしょうか?
今度は、出産で戻ってくるお金のことをまとめてみました。 

・出産育児一時金
健康保険に加入していて、手続きを行えば誰でももらえるお金です。

支給金額は42万円。

会社の場合は、社会保険に加入しているケースが多いので、
用紙をもらい、産後病院で必要事項を記入して、再び会社に提出します。国民健康保険の場合は、住んでいる地域の役所で手続きを行いましょう。

会社や自治体からプラスで援助金がつく場合もあります。
分娩費用はほとんどはこの出産育児一時金でまかなえるでしょう。

 

・出産手当金
ママが産休の間に健康保険から支給されるお金です。
会社に勤め、1年以上保険に加入していることを条件に、
勤務先の健康保険から日給の6割ほどが支給されます。

残念ながら、自営業やフリーの人は支給されません。

妊娠後、会社を辞めた人でも支給されますが、
その場合は退社後6ヶ月以内に出産しないと手当金はもらえません。
気をつけましょう。

 

・育児休業給付金
こちらは雇用保険から支給される給付金です。

育児休暇をとった月×給料の30%

が、毎月支給されます。
さらに職場に復帰して6ヶ月すると

10ヶ月×給料の10%

が、まとめて支給されます。
ママにとって心強い制度ですね。

 

・失業給付金
雇用保険に加入していて、必要基準を満たしていれば支給されます。
出産で退職した場合は3年間の支給延長が可能です。

 

・確定申告
年間医療費が10万円を超えると、医療費控除が受けられます。
出産育児一時金や補助金でまかなった分は対象になりません。

 

このように一定条件を満たせば、かなりの金額がもらえます。
制度によって手続き方法や申請期間が異なるので、
もらえるものをチェックし漏れのないようにしましょう。

 

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