大流行の兆し!?RSウィルスとは?

   

 

マイコプラズマ肺炎と共に、最近世間をにぎわせている病気が
この「RSウィルス」かと思います。
驚くべきことにその感染率は2歳までに100%という、
子供が必ずかかる病気だと言うことです。

今年は特に大流行が予想されていますので、適切な予防を心がけましょう。

「RSウィルス」正確には「RSウィルス感染症」は、風邪ウィルスの
一種とされ、その症状もよく似ています。
2歳までの子供が必ず一度は感染し、特に早く産まれた低出生体重児や
心臓に病気を持っている子供が、細気管支炎を起こして重症化しやすい
傾向にあり、最悪の場合は、死に至ります。

[RSウィルスの症状]
上述したように症状が風邪によく似ているため、
診断されない場合も多くあります。症状としては、

■初期症状
・水のような鼻汁
・鼻づまり
・咳
・のどの痛み
・発熱(だいたい38度台まで)

■重症
・呼吸が浅くなる
・ゼイゼイした呼吸
・呼吸数が増える

などです。

[RSウィルスの感染経路]
こちらもマイコプラズマ肺炎と同じように、
咳やくしゃみなどの飛沫感染が主な感染経路となり、
目や鼻、口の粘膜から感染します。

[RSウィルスの予防法]
まずは基本的なことが最も大切です。
手洗い、うがいは最早言うまでもなく、人ごみなども
なるべく避けるようにしましょう。
RSウィルスは粘膜によって感染しますので、
何でも口に入れたがる赤ちゃんは要注意です。
家庭に風邪をひいている人がいたら、よく遊ぶおもちゃなどは
アルコールティッシュなどでよく消毒しましょう。
また、寝室などは別にした方が良いでしょう。

 

RSウィルスはインフルエンザや風疹などに比べるとまだまだ認知度が低く、
その危険度もあまり重要視されていません。
しかし、感染した場合の特効薬はありませんし、感染対象である赤ちゃんは
大人に比べて抵抗力の低く、上述したように重症になる可能性もあります。

流行の病気はその特長も理解し、対処するように心がけましょう。

 

 

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