子供のだっこ。いつまで?

      2016/06/15

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ちょっと前に小学一年生の息子がかわった宿題を学校から持って帰ってきました。
それは「お家の人にだっこをしてもらう」というもの。
なにか「ご褒美」的なものでも何でもなく、ただただ「だっこ」をしてもらうというだけ。

「小学一年生にもなって…。」と批判的にとらえる方もいるかもしれませんが、
僕はこの宿題はとっても良いものと思っています。

 

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よしかず家のだっこ事情

まず先に我が家のだっこ事情をお話ししますと、
実は息子は宿題とか関係なく「だっこ」をねだってきます。

僕が休みの時には、膝の上に乗っかってきたり、抱きついてきたり、
寝る時には「寝室までだっこして」と言ってきます。

買物の際にも疲れた時は「だっこして」と甘えてきます。
さすがに外では一目もありますので、しないですけど、
家の中ではなんだかんだ許しちゃってますね。

本人も甘えてるつもりはなくて、ただ面白がっているだけなのかもしれませんが。

で、当然息子をだっこすれば下の娘も自分も自分もとねだってきます。
そうなると、かわりばんこにだっこしたり、
二人抱えて寝室に連れてったりとなってしまう訳です。

息子の体重は24キロ、娘は15キロくらいかな?

僕の身体はお世辞にもマッチョとは言えないのでけっこう大変ですけど、
まあ甘えてくるうちはかわいいもんかなと。

ちなみに奥さんはもう、息子を抱えて立ち上がるのはかなりしんどいらしく、
甘えてくるときはハグしてあげるのが最近では多いですかね。

 

だっこはいつまで?

日本人の文化なのか、はたまた風習というものなのか。
ある程度の年齢になった子供は、いつの間にかだっこをしてもらえなくなる傾向にあります。

赤ちゃんの頃はあんなにだっこしてたのに不思議ですよね。

子供がねだってきた時「もうお兄ちゃんでしょう。」とか
「恥ずかしいよ。」と言って、大人が言い聞かせている光景を…、
見たことはなかったかもしれませんが、なんか簡単に想像ができますね。

確かに小学生ともなれば、身体も大きくなり我々親もだっこするのは大変だったりします。
でも子供にしてみれば、まだまだ甘えたい盛りのはずなのに、
大人の理屈で言いくるめられてちょっと寂しいものなのかもしれません。

 

だっこのかわりにハグを

さっきも少し話しましたが、奥さんはだっこのかわりにハグをしています。

子供が大きくなったとか、甘やかしたくないからと「だっこ」に抵抗がある方は
「ハグ」というのはどうでしょうか。

海外では挨拶の一種みたいなものですし、日本でも流行ってますしね。

子供が小学生ぐらいのうちは、まだまだお母さん(もちろんお父さんにも)に
甘えたい想いもあるはずですから、ハグして子供と触れ合って
コミュニケーションやスキンシップをとってあげられれば、
僕はだっこじゃなくてもいいと思うんですよね。

 

子供をだっこ(ハグ)できる時間なんて、
人生のうちでごく限られたものでしかありません。

つまらない風習や世間体で言いくるめるのではなく、
いつまでだって、だっこ(ハグ)をしてあげましょうよ。

きっとこういう積み重ねこそが、思春期の親離れを防いだり、
非行の防止になったりするんだと思いますよ。

僕も2本の腕が許す限り、だっこして持ち上げて
スキンシップをとれるようがんばります。

 

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