幼稚園、学校の係に参加しよう！実はメリットも…！？

2016/02/22 2016/04/07

4月は新学期の季節。新しい学年へのステップアップは、子供にとっても大人にとってもドキドキするものです。
そして幼稚園や学校の新学年に必ず絡んでくるのが、我々父兄の係決め。
クラス毎に代表や行事のお手伝い係など、いろいろな係をお願いされることになります。

協力したいのはやまやまだけど、なかなか積極的に手を挙げづらいのが現状のようですが…。

係の種類

園や学校によって異なりますが、父兄が参加する係は様々にあります。
まずはクラスの代表、副代表。会計や書記。それから各種行事（運動会、発表会、バザー等）のお手伝い係、
謝恩会係や卒園アルバム係、通学通園のお手伝い係等、パッと思いつくものだけでもこれだけあります。

多くは新学期の始めに係決めが行われ、それぞれの役割に伴った活動を行うことになるのですが、
これがなかなか決まらなくて大変…。という話をよく聞きます。

特に、入園入学当初は右も左も分からない状態。
頼れる友達も少ないとなれば、消極的になるのも致し方ないと言えます。

また、共働きだったり、下の子がいたりすると係をやっている時間がないというのも現実的な問題です。
そんな何かと敬遠されがちな係ですが、見方を変えるとメリットもたくさんあります。

係や行事で一番のメリットと言えるのがこれでしょう。
授業参観や特別な行事でなければ、基本的に園や学校に父兄が入ることができないですから、
思った以上に子供の様子はわからなくなります。

特に幼稚園に入りたての頃は、今までべったりだった環境がガラリと変わる訳です。
園での生活がどんなものか、クラスの雰囲気はどうなのか気になるところですよね。
それを解消してくれるのがクラスの係です。

例えば我が家の場合、下の娘の幼稚園では父兄による「読み聞かせ」という時間があります。
「読み聞かせ」の係となった人は幼稚園へ行き、選んだ本や紙芝居を園児に読み聞かせるというものです。

「読み聞かせ」の時はもちろん、係の打合せ等で幼稚園に行くことになるので、
自然と幼稚園の雰囲気や我が子の様子を見ることができるのです。

読み聞かせに限ったことではありませんが、係になるとこんな風に幼稚園や学校に行く機会が増え、
結果的に子供の成長を近くで見ることができるのです。

また、子供にして見ればお父さんやお母さんが来てくれるのはうれしいものです。
「明日幼稚園に行くからね。」なんて言われれば子供は喜びますよね。

当然係は１人でやるものではないので、自然と他のママさんと顔を合わせる機会が多くなります。
係の任期は1年間というのがほとんどなので、他のママさんと仲良くなれるというのも大きなメリットでしょう。

入園入学時には、他の地域から引っ越してくるご家庭も多いでしょうから、
積極的に係に参加することで仲良しのママさんを見つけるのも良い方法だと思います。

最近では、お父さんにも参加してもらえるようにと、
土曜日に開催される行事や係等もあるようです。

某有名子供向けサイトの代表のお二人は、パパさん行事で出会ったことをきっかけにしたものだそうですから、
子供を通じて思わぬ出会いがあるかもしれません。

上述の「友達が増える」にも関わりますが、他のママさんや先生と係を通じて仲良くなることで、
役立つ情報やお古をもらえるチャンスも増えます。

例えば、既に卒園したお子さんがいるお母さんが同じ係にいたとします。
そのお母さんは幼稚園のことをよく知っているハズですから、
幼稚園生活を送るにあたってのアドバイスや幼稚園の噂話（笑）等、
ピンからキリまでいろんなお話を聞くことができます。

さらには、制服や制帽、かばんといった幼稚園や学校で必要なアイテムのお古をいただけたりすることもあるとか。

はじめての幼稚園生活、学校生活をおくるお母さんにとってはこれはとても助かりますね。
ちょっといやらしい話ですが、大いに活用すべき部分だと思います。

3つほど紹介しましたが、こんな風に得られるメリットは数多くあります。
係によって負担の大小はありますし、忙しいお母さんにとって係になるのは簡単なことではありませんが、
うまく時間をやりくりして、係を有意義なものにできる良いですね。