パパでもわかる妊娠のシステム。

      2012/10/13

男性にはなかなか理解できない「妊娠」というシステム。
僕も奥さんに何度か説明してもらったのですが、どうにも覚えられないでいます。
育児をテーマにしたサイトの管理者として、これでは示しがつきません(汗)。
皆さんに説明しつつも、自分も復習しきちんと理解したいと思います。 

妊娠の仕組み
1.月経(生理)が始まって約2週間目に、卵巣から卵子が飛び出して卵管に排卵します。
2.この時期にSEXを行うと、精子(約3〜5億個)が卵子が待つ卵管に進んでいきます。
3.無事に卵管までたどり着けた精子はそこで卵子と出会い、その卵子の中に入ろうとします。この時点で精子の数はだいたい100個になっています。なんか切ないですね(笑)。
4.選ばれた精子がうまく卵子の細胞膜を破って中に入れば、卵子と精子が結合し受精となります。しかし、これで妊娠という訳ではありません。
5.受精卵は、そこから細胞分裂を繰り返しながら2・3日をかけて子宮に送られます。
6.受精卵が子宮の内膜にもぐり込み、着床するとめでたく妊娠成立です。受精から着床までだいたい6〜10日間です。

以上が妊娠の順序と仕組みです。
かなり簡単に書きましたが、大まかにいえばこういうことです。
ここで重要なことは「受精」と「着床」です。
受精の神秘的な奇跡は、上記の数字を見てもらえればわかるでしょうか?なんせ5億分の1ですからね。そしてさらに、その後に着床を迎えなければならない訳ですから、妊娠し子供を産むということは、本当に奇跡の連続だということです。
ちなみに、3と6で受精もしくは着床をしなかった場合、古くなった子宮内膜がはがれ落ち体外へ流れ出ます。これが月経(生理)で、また1へ戻る訳です。

当然ですが、着床を迎えると月経は起こりません。
だから、生理が来なくなると女性は「妊娠したかも…。」と思う訳ですね。

妊娠の仕組み、理解してもらえたでしょうか?
当たり前すぎましたか?

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