本当は怖い鼻づまり。日々のケアを大切に。

      2014/02/14

 

 

子供の(赤ちゃんの)寝顔。かわいいものですよね。
口をぽかーんと開けて幸せそう。。。

って、ちょっと待ってください。その口の開き方、実は要注意なんです。

 

 

子供が眠っている時に口を開けているのは、良く見かける光景だと思います。
しかし、実はこれは注意のサイン。
なぜなら口を開けて寝ているということは、鼻が詰まっている状態。
つまり、鼻呼吸ができていない状態ということです。

起きている時なら、意図的に注意することもできますが、
寝ている時は極めて自然体となりますので、
つまって苦しい鼻呼吸よりも口を開けて呼吸をしてしまうのです。

これにより当然、口の中は乾燥しますし、体内へのウィルスや
細菌の侵入の恐れもあります。
さらには、乾燥によって唾液の量が低下し、
虫歯の原因につながることも考えられるのです。
(「赤ちゃんは歯が命?歯磨きのコツと大切さ。」を参照)

体調面でもこれだけのデメリットがある上に、
十分な睡眠が取れない為に集中力の低下や疲労の蓄積などが起こり、
しいては学習能力や運動能力にも何かしらの影響が出てしまうかもしれません。
極端な意見かもしれませんが、それほど鼻づまりは怖いものなのです。
幼少期の頃から、それが日常的になってしまうと自覚症状すらないですから、
タチが悪いですね。

そもそも、子供(赤ちゃん)は大人に比べて体力や抵抗力が低く、
風邪や病気に感染しやすいと言えます。
そのため、慢性的に鼻づまりが起こりやすく、上記のように鼻づまりのまま
十分な睡眠ができない→なかなか体調が良くならない
という悪循環に陥ってしまう訳ですね。

まずは、鼻づまりを直すことが治療への第一歩となります。
おススメしたいのは、定期的に鼻のお手入れをすること。
子供や赤ちゃんは特に鼻くそや鼻水がたまりやすいです。
鼻専用のピンセットや綿棒で鼻の中を傷つけないように、
掃除をしてあげましょう。
また、吸引器具などをつかって吸い取るのも有効な手段です。
僕はたまに風呂場で、子供の鼻に口を当てて、
片方の穴を抑えながらおもいっきり吸い込んだりします。
(もちろん、吸った鼻水は吐き捨てます。)
子供らは泣いて嫌がりますが、吸引器具よりも手っ取り早く、
きれいになると思っています。
子供たちにはいい迷惑なんでしょうけど(笑)

ヴェポラップ等のメンソール系の薬を子供の肺のあたりに塗ってあげることで、
呼吸を楽にする手もありますが、もともと鼻が詰まっている子には
効果は薄いかもしれません。

最後におススメしたいのは鼻孔テープです。
鼻の頭に専用のテープを貼るだけで、うそのように鼻が通ります。
(個人差はあります。)
スポーツ選手等も愛用していますが、子供用も市販されていますので、
鼻づまりがひどい場合は寝る前、もしくは寝た後に貼ってあげてください。
僕も使ったことがありますが、効果は抜群でした。

掃除、メンソール、鼻孔テープ。
これらを使って、ぜひお子さんの心地よい睡眠環境を作ってあげてください。

 

スポンサーリンク

 - 病気・怪我