気になる子供の受け口。対策は?
子供の歯並びや受け口。親としては気になるところですよね。実はウチの娘も若干、下あごが出ているいわゆる受け口です。何度か歯医者にも通いましたが…。
受け口の原因
下顎が出た状態になる受け口は、小さな子供にもよく見られる症状です。子供が受け口になる原因としては、「両親のどちらかが受け口である遺伝性のもの」と「成長過程での顔の歪み」が主に考えられます。
現代の子供達は3歳ごろの約1割は受け口だといわれています。これは、あごの骨が小さく産まれてきているため、正しい歯並びで成長できず受け口になってしまうといったケースです。また日常生活でのちょっとした癖も子供の受け口の原因となっています。
例えば頬杖をつくクセがあったり、食事の際に同じ方の歯ばかりで物をかんでしまったり。また小さな赤ちゃんの場合は寝かせ方一つでも顔の歪みの原因となり、受け口を引き起こしてしまう可能性があります。これら全てを親が注意するというのはちょっと難しいでしょう。
子供の受け口の治療開始時期
赤ちゃんの受け口であれば、成長とともに自然に改善されることもありますが、永久歯に生えかわり始めるころになっても改善されない場合は専門医で相談してみましょう。実際に治療を始めるのは、永久歯に生えかわり始める時期が良いといわれています。この時期は骨格のバランスを治療しやすい時期なので早期治療を始めるには最適な年齢ともいわれていますが、診断は医師によってまちまちというところです。
我が家では、2歳の時にはじめて診断を行いました。早いとはわかっていましたが、友達の歯科助手さんに一度受診してみてもらった方がいいと言われたからです。
案の定、経過観察となりましたが、受け口になる可能性はそれなりにあると指摘されました。また、その際に舌と上顎をつけて音を鳴らすことをクセづける(言葉ではなかなか伝えづらいのですが、子供がよくやるアレです。)といいと言われました。筋肉を使うから受け口の予防になるとのことです。
受け口の治療方法
受け口の治療は、マウスピースなどを装着する矯正が主な方法です。このマウスピースに違和感を覚え、嫌がる子供も多いというのも少し成長してから治療をはじめる理由の一つのようです。そして、このマウスピースを使っての治療代が約10万。以後の矯正代に全部で100万ほどかかるということですから、これはなんとしても、娘には成長過程で自然に受け口を治してもらいたい…ところですね(笑)
まとめると、無理にこの時期に専門医を受診し治療を開始しなくても、早期のうちに状態を把握し、経過を見るといった形をとるのがいいでしょう。もちろん、お子さんの将来に関わることですから無責任なことは言えませんが、永久歯に生え変わる頃からでも治療は可能です。できればお金をかけずに治したいところですけどね。しかし、矯正って高いですねぇ。
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