平成28年度 子育て給付金はあるか?
去年、一昨年と子育て世帯(児童手当の対象となる児童)に対して、国から給付金が出ていましたが、みなさんはちゃんともらいましたか?去年は3,000円、一昨年は10,000円。児童の数に応じてもらえたので、ウチは合計で26,000円もらえたということになります。ありがたやありがたや。となれば、気になるのは今年、平成28年度の給付金はどうなるのか?というところ。はてさて。
給付金なし
なんと!今年は給付金なし!子育て世帯臨時特例給付金は廃止で、すでに合意されていました。なんだ、残念。もともとは去年のうちに廃止の予定だったそうですが、野党の継続要請を受けてお情け的に3,000円を支給してくれたみたいです。ということで今年はなし。0円。財政難が理由だそうです。…、まあ、仕方ないですね。子育て世帯臨時特例給付金の対象は約1,600万人と言われています。一人一人に3,000円を配るとなると1,600万×3,000=480億。つまり約480億円もの予算が必要になる訳です。そりゃそんな金額はなかなか簡単にはバラまけないでしょうからね。来年度以降の方針転換や政策変更を期待しましょう。
その一方で…
政府は「臨時給付金」の支給を検討しています。お?何これ?かわりに何かもらえるの?と期待した皆さん。残念でした。この臨時給付金は65歳以上の低所得者に向けた施策、ようするにお年寄り向けの給付金なので、我々子育て世帯には何ら関係ないものなのです。で、その金額はいくらかというとなんと3万円!しかもその支給対象者は約1,250万人ということですから、かなりの方が恩恵にあずかる訳です。いいなあ。(対象条件あり)あれ、ちょっと待って。対象者一人一人に30,000円を配るとなると1,250万×30,000=3,750億。…3,750億円?子育て給付金の比じゃないじゃん!予算あるじゃん!…どうも一部では、選挙に向けたバラマキとも噂されているようで、真偽のほどは定かではないですが、こんな案が検討されているようです。うーん、今話題の「日本死ね」じゃないですけど、こんだけの予算があるなら、保育士さんの給料上げてあげるなり、保育所を新設するなりできるんじゃないですかねぇ。もちろん、高齢者の方をないがしろにするつもりはないですけど、もう少し子育て世帯が活躍できる社会の為に、お金を使ってくれても良いんじゃないかなと僕は思うんですけどね。
後半はちょっと関係ない話になってしまいましたが、とにかく今年度の給付金はなしってことです。もし、高齢者向けの臨時給付金が実現したら、おじいちゃんおばあちゃんにおねだりするのもいいかもしれません(笑)。
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