「戦いごっこ」の大切さ。遊びの中で覚える3つのこと。

      2016/02/05

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突然ですが、皆さんはおウチで戦いごっこはしていますか?
パパさんならわかると思いますが、
小さな男の子はこの「戦いごっこ」が大好きですよね。
幼稚園の年中さんぐらいがピークでしょうか。
仮面ライダーやら戦隊ヒーロー、ウルトラマンなどにハマるのも
ちょうどこの頃だと思います。
やっぱり、男の子は戦うヒーローに憧れるんですよね。
ご家庭によっては危ないからとか、変な影響を与えたくないからと
敬遠されるケースもあるかもしれませんが、
幼少期の戦いごっこには、遊びの中で教えられる大切なことが
たくさん詰まっていると僕は思います。
そんなお話を我が家の戦いごっこの歴史と共にしていきますね。
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年少期 覚醒編

ウチの息子はおっとりしてる方だったので、
戦いごっこに目覚めたのは年少さんの後半の頃だったと思います。
この頃やっていた「仮面ライダーウィザード」
「特命戦隊ゴーバスターズ」といったヒーローものにハマり、
クリスマスや誕生日のプレゼントには、やれベルトだの剣だのねだられました。
まあ僕もこの手のヒーローものが好きだったので、
奥さんを言いくるめて買い与えてましたけどね(笑)。
ここで素手ではなく、道具(武器)を使うことを覚えた訳です。
やはり、この手のおもちゃを買い与えることに抵抗のあるご家庭も
あるかと思いますが、この武器が以外と大切だったりします。

手加減を覚える

当然この手の武器はプラスチック製(たぶん)ですので、
幼稚園児といえども振り回して当たれば大人でも痛いです。
まず戦いごっこのメリットの一つに、
子供に「手加減」というものを遊びの中で教えることができます。
買い与えるかわりに絶対に人に当ててはいけない。
また、ウチにはまだ当時2歳の娘がいたので、
まわりをキチンと確認してから遊びなさいとも言い聞かせました。
聞き分けの良かった息子はちゃんと言いつけを守りました。
それが功を奏したのか、ぶったりたたいたりというのが
相手に痛い想いをさせること、遊びの時にはどの程度手加減を
すればいいかを自然に学んだようです。
たまにいますよね。加減なしに全力で突っ込んでくる子。
小さいうちならかわいいものですが、幼稚園も後半、
5〜6歳になってくるとかなり痛いです。
僕もその手の子供の相手をしたことがありますが、
けっこうしんどいですし、興奮して止まらなくなっちゃうんですよね。
正直言って、そういう子は、また遊んであげようと言う気がしないんですよね。
自分の子がそう思われたら悲しくないですか?
また、少し先の話になりますが、
妹とケンカになった時も息子が手を出すことはほとんどありません。
よそのお宅では兄弟ゲンカともなれば
下の子を叩いて泣かせて大変なんて話も聞きます。
元々の性格と言われればそれまでですが、
そんなところにも効果があったのかなと思います。

男らしさの芽生え

前述したように息子は3〜4歳の頃までかなりおっとりした子でした。
男の子らしく活発に動くことがあまりなく、
ちょっと心配していたくらいです。
でも、ヒーローに刺激され、僕との戦いごっこを通じていくうちに
ずいぶんと男の子っぽくなっていきました。
飛んだり跳ねたりして立ち向かってくるようになったのです。
もちろん、手加減してですよ。
やんちゃさが足りないと心配していた僕と奥さんにとって、
これはうれしいことでした。

善悪の区別

我が家の戦いごっこでは息子が正義のヒーロー、
僕が悪役という立場になります。
子供向けのヒーロー番組は基本的にヒーローは正しく、
悪者は悪いことをします。
人をいじめたり、泣かせたり、ものを壊したり、奪ったりすることは悪いこと。
それを守り助けるのが正しいことという具合です。
単純すぎる世界観ではありますが、
子供に基本的な善悪の区別を教えるには十分だと思います。
例えば妹が僕(悪役)に捕まっていて、息子がそれを助けにくる。
そんなシチュエーションの戦いごっこもありました。
あんまり正義感の強すぎるのも無用なトラブルのもとになりかねないですが、
ある程度の影響と考えればちょうどいいのではないでしょうか。
と、年少期の話だけでかなりの文章量になってしまいました。
続きは次回にしたいと思いますが、
ここでお話ししただけでも3つの要素がありました。
お父さんと子供の楽しい時間の中で育むのも悪くないと思いませんか?
そして最後にお父さんにアドバイス。
書いているように、子供目線になりテンションあげて
全力で遊んであげてくださいね。

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