流産はママのせいじゃない。
2017/01/24
悲しいテーマですが、いつまでも悲しみに暮れていは、前へは進めません。
流産のメカニズムを理解し、できる限りのサポートをしてママの力になってあげてください。
そして、できることならばその悲しみを乗り越え、力を合わせて新しい命を育んでもらいたいと願います。
僕ら夫婦は幸いなことに流産をすることなく、出産に至りました。
当事者の方々にしてみれば、経験のない僕があれこれ書き綴ることに違和感を覚えるかもしれません。
しかし、当サイトとして「流産」というテーマは是非とも父親の皆さんに知ってもらいたいと思い
クローズアップすることにしました。
僕の文章力がいたらなく、読者の皆さんを深く傷つけてしまうこともあるかもしれません。
その際は、どうかご容赦ください。
流産とは
流産とは、妊娠22週未満に母体の中で赤ちゃんが死んでしまったり、
子宮の外に出てしまったりして、妊娠が終わってしまうことをいいます。
このうち、妊娠12週未満を初期(早期)流産、12週以降を後期流産と分類します。
そして流産のほとんどは「初期(早期)流産」です。
また、22週以降の場合を「死産」といいます。
流産の原因
初期と後期では原因が異なり、初期流産のほとんどは受精卵の異常が原因です。
多くは染色体や遺伝子に異常があり、偶然に起きるものです。
後期流産は、子宮の出口がゆるんでしまったり、感染したり、子宮の形に異常があったりと、
母体に原因があるケースが増えてきているようです。
自分を責めない
流産をすると、自分を責めたり、自信を失ってしまったりする人も多いようですが、
初期流産の場合は上記に述べたように、ママのせいではありません。
仕事や日常生活で無理をしたからといって、流産することはまずありえないのです。
周りの人がママを責めるなど言語道断です。
男性には以外なことかもしれませんが、
流産は妊娠している全ての女性の10人に1〜2人という高い確率で起こります。
もちろん、赤ちゃんができることを心待ちにしていた方には、
とてもつらく悲しい出来事ですが、かといっていつまでも罪の意識を感じる必要はないのです。
また、一度流産したからといって、赤ちゃんができなくなるわけではありません。
また再び命を宿すことはできますし、治療で流産を防ぐことも可能です。
「流産をしてもまた妊娠できる。」「治療で流産を防ぐ」
女性だけでなく、男性も流産の仕組みを理解して、
夫婦二人で悲しみを乗り越え、前に進みだしてください。
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