流産の症状

      2016/03/11

流産の症状には出血と痛みがあり、出産と同じ症状が現れます。このような症状を感じたら、まずはお医者さんに連絡をして、指示を仰いでください。

・出血
流産の徴候は出血ではじまることが多く、痛みも伴います。痛みが強くなると、出血も多くなるのが一般的です。出血の色は赤ではなく暗褐色かチョコレート色で、子宮内の組織が全て出てしまうと出血は止まりますが、一部が残っていると出血が続きます。

・痛み
初期流産の場合はそれほどひどくはありませんが、中期以降になると強い痛みを伴います。下腹部が張る感じや陣痛がはじまり、以後規則的な痛みが断続的に続きます。足のつけ根がひきつれるような感じです。

・異物感
胎動を感じる妊娠中期以降の流産では、胎動がなくなり、おなかにひんやりした異物感を感じます。

・流産の処置
流産は、だいたい徐々に進行していきます。まず上記に挙げた痛みや出血の症状が現れるので、流産の疑いがあればまずは横になって安静にし、お医者さんに連絡をしましょう。もし、出血がはじまっていたら病院に行く必要があります。血液に赤ちゃんを形成する組織が含まれていないか検査をします。場合によっては、入院し経過を見守ることもあります。妊娠の継続が不可能となった場合は、残念ながら手術を行います。

・流産の予防
すでに記述したように、流産は妊娠初期の胎盤ができるまでが最も危険です。
そのため流産を予防するには、できるだけ早く妊娠をしたことを知ることが大切です。妊娠したことが早くからわかっていれば、流産しないように生活を送ることができるからです。基本的なことは「妊娠中はパパの配慮が不可欠。その1」や「その2」「日常生活のNG。」に書いてありますので、こちらを参照してください。

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