乳児湿疹は病気によっても現れる。

      2016/03/16

 

 

乳児湿疹は、アトピーやあせもだけではなく、病気によっても現れます。
その症状が治れば、一緒に感知することも多いですが、
中には重症を引き起こすものもあります。

 

突発性湿疹

いわゆるトッパツです。
2歳までの赤ちゃんが一度はかかるといわれるこのトッパツは、
急な高熱と共に全身に湿疹が現れます。

トッパツの湿疹はかゆみはなく、熱と共に3〜4日で治ります。

子供が元気な場合は、心配ありませんが、あまりに熱が高かったり、
ぐったりと元気がないようなら病院を受診しましょう。

引きつけが続く場合は、すぐに救急車を呼んでください。

 

はしか

発熱と同時に全身に赤い湿疹が広がり、一度消えた後にシミのようになります。
(1ヶ月程でシミは消えます。)

はしかそのものは、風邪によく似た症状ですが、体力の消耗がとても激しく、
完治しても1ヶ月は注意が必要です。
(免疫力が下がり、ほかのウィルスや細菌に感染しやすいため)

風疹

3日はしかといわれています。全身に湿疹が出ます。

水疱瘡

全身に水を持った湿疹ができる病気です。
完治には1〜2週間程かかります。

かゆみがひどく、赤ちゃんや子供が掻きむしることも多いので、
病院で薬を処方してもらい、
傷にならないように手の爪を短く切っておきましょう。

川崎病

原因不明の病気で、40度以上の高熱と湿疹、
リンパの腫れ、粘膜の充血が出ます。

後遺症が残る可能性もある怖い病気です。

 

いずれにしても、赤ちゃんにとってはかゆみを伴う不快なものですから、
様子を見てそれでも消えないようであれば、受診するのが良いでしょう。

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