離乳食の時期と段階。無理せず赤ちゃんに合わせて。
母乳で育ってきた赤ちゃんも、
5ヶ月を過ぎると離乳食を食べはじめる頃になります。
今日は赤ちゃんの食べるという動作が生まれる離乳食についてです。
離乳食はスタートする段階から、大きく分けて4つのステップに分類されます。
それぞれの時期に合わせたメニューとその食べさせ方が大きく異なります。
とは言え、まだまだ赤ちゃんです。すんなり食べてくれるとは限りません。
今日食べてくれても、明日は食べてくれないかも。
あまり無理強いはせず、長い目で見るようにしましょう。
1)初期(5〜6ヶ月)
まずは十倍がゆから始めましょう。
お茶はカフェインを含まない麦茶やほうじ茶をうすめたものを。
熱くないように冷ましてあげましょう。
最初はスプーン1杯程度で食べれば十分です。
あまり与えすぎないようにあくまで練習のつもりで。
2)中期(7〜8ヶ月)
次は口を動かし、もぐもぐとする練習です。
柔らかなおかゆやベビーフードなど、舌で押しつぶせるので
順調であれば与えてあげましょう。
3)後期(9〜11ヶ月)
この時期は歯茎を使って噛む練習の時期です。
与えてよい食材もかなり増え、離乳食づくりが楽しくなる頃でもあります。
回数も大人と同じ3食与えて大丈夫です。
4)最終期(12ヶ月〜)
1年が過ぎれば、食事もかなり大人と同じになってきます。
柔らかく炊いたご飯も食べられます。
とはいえ、油断は禁物です。赤ちゃんに食べさせてはいけない蜂蜜や黒砂糖、
また、アレルギーが怖い食べ物である、そばや卵、エビ、カニ、ナッツなどは
特に注意してください。
好き嫌いのない健康な身体づくりは、この頃が重要とも言えます。
家族で楽しい食卓を作り、離乳食を与えてあげてください。
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