赤ちゃんの成長は十人十色。はいはいもそれぞれ。
2016/06/15
赤ちゃんが「はいはい」をするところを見ると
「大きくなったなぁ」と、我が子の成長を嬉しく思いますよね。
しかし中には『うちの子、全然「はいはい」しない…。どこか病気?』と
パパとママを心配させる赤ちゃんもいます。
果たしてこの赤ちゃんは大丈夫なのでしょうか?
足に障害?おかしなずりばい
実は1歳半になる僕の娘も、当時「はいはい」をほとんどしませんでした。
いわゆる「ずりばい」はするのですが、それも変則的で
左足を一切使わないのです。
使うのは両手と右足のみ。
最初は器用だなくらいに思っていたのですが、
だんだん足に異常があるのではと心配になってきました。
『病院に連れて行った方が良いのでは?』と奥さんに何度か尋ねると、
あっけらかんと『つかまり立ちはしてるし大丈夫。「はいはい」を、
しない赤ちゃんもいっぱいいるんだよ』と。
これが実はその通りなのです。
「はいはい」と「おすわり」の関係
ほとんどの赤ちゃんは、成長して8ヶ月頃になると
「おすわり」ができるようになり、「首すわり」に次いで
運動機能の発達を知る目安となります。
実はこの赤ちゃんの「おすわり」が「はいはい」に大きく関係しています。
「はいはい」は「おすわり」と同時
一般的には「はいはい」は「おすわり」と同じ8ヶ月頃からといわれています。
しかし、体の準備だけでは赤ちゃんは「はいはい」をしません。
「はいはい」には、赤ちゃん自身が移動したいという欲求が必要です。
目についたものに興味を持って、あれはなんだろう、さわりたいという
気持ちが赤ちゃんを「はいはい」へと駆り立てるのです。
赤ちゃんの成長はそれぞれ
「寝返り」「おすわり」「はいはい」は、乳児の発達の手がかりになる
目安ですが、これらは必ずしも決められた時期に、
きちんとできるようになるとは限りません。
我が家のように「はいはい」を省略して、
つかまり立ちをしてしまう赤ちゃんもたくさんいます。
また、これも我が家のようにおかしな形の
「はいはい」や「ずりばい」をする赤ちゃんも大勢います。
手足に障害があるのではと心配するパパやママも多いと思いますが、
乳児の発達やその後の運動能力に影響することはないので、心配はありません。
ただし、たとえば寝返りについては、9か月を過ぎても出来ない場合には
一度小児科で診てもらうといいでしょう。
赤ちゃんの成長は、十人十色です。
その子に合わせた成長を見守ってあげましょう。
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