子供の養育費は家計の4割!?幼稚園〜高校までの学費一覧

      2016/02/03

 

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「子育て世帯臨時特例給付金」が大きな話題を呼んでいますが、
では子育て、特に養育費にはいったいどれくらいの金額がかかるものなのでしょうか?

あんまり考えたくないところですが、せっかくなのでご紹介しようと思います。

 

 

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養育費は年収の4割?

去年の7月に日本政策金融公庫がアンケートをとったところ、
家計での養育費の負担が高まっているという興味深い結果がでました。

その平均は、子供が2人の場合、家計の4割…。
低所得層では6割にものぼるということで、
過去7年間の統計と比較しても、最も高い数値となりました。

各世帯では、旅行やレジャー費、衣類や食費などを節約することで、
その分を養育費にあてているようです。
もちろん、多くの世帯で奨学金も受けています。

 

 

子供の養育費

そうなると気になるところは、幼稚園や小学校、
中学、高校…などでいったいどれくらいのお金が必要になるかということですね。

文部科学省では2年に一度「子供の学習費調査」を行っています。
それをもとに1年間の学習費用の平均的な総額を下記にをまとめましたので、
参考にしてみて下さい。

 

幼稚園
〈公立〉23万100円、計69万300円 〈私立〉48万7,427円、計146万2,281円

小学校
〈公立〉30万5,807円、計142万2,357円 〈私立〉143万7,292円、計862万3,757円

中学校
〈公立〉45万340円、計129万5,156円 〈私立〉130万5,986円、計391万7,958円

高校
〈公立〉38万6,439円、計96万6,816円 〈私立〉96万6097円、計289万8292円

 

となります。
私立小学校の6年間で862万ってえげつないですね!(笑)

幼稚園から高校まで全て公立だとトータル500万円となりますが、
全て私立だと1,677万円と3倍以上もの差が開くことになるワケです。

私立恐るべしですね…。

 

そしてさらに!
ここに、塾や習い事など学校以外の「学習費」がかかってくるワケですから、
そりゃあ親としては頭の痛くなるところです。

また、この先には大学、もしくは短大、専門学校の費用も続くのですから、
もうお腹いっぱいです。ノックアウトです(笑)

 

 

 

補助金

ただ、これら全ての費用を捻出しなければならないかと言えば、そうでもありません。

例えば幼稚園であれば各自治体から「補助金」が出る場合がほとんどですし、
現在の制度では公立高校の授業料は無償化となっています。

これらの援助を上手く利用して、少しでも家計の負担を抑えたいところですね。

 

 

結局「子育て世帯臨時特例給付金」が出たとて、
ほんのささいな足しにしかならないですね…。
(もらいますけど)

つくづく自分の親のありがたさと偉大さを感じてしまいますし、
こんな数字を見てしまえば、今の若い世代が子供を作らないのも頷けますね。

 

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