へその緒は、へそとへそをつなぐものではない?

   

 

 

産まれたばかりの赤ちゃんには、おへそに黒いモノがついてますよね。
これがへその緒です。正式には「臍帯(さいたい)」とよばれます。

ちなみに、「へその緒」という名前から赤ちゃんのおへそと
ママのおへそがつながっていると思っているパパいませんか?

 

これは大きな勘違いですよ。

 

正しくはママの子宮の中にある「胎盤」と
胎児をつないでいるのが「へその緒」です。

ママの胎盤からへその緒を通して、酸素や栄養が
お腹にいる赤ちゃんに送られ、赤ちゃんから出る老廃物や
二酸化炭素がママへと運ばれるのです。

 

ママと赤ちゃんをつないでいたへその緒は、出産と同時にその役目を終え、
切られることになります。
その残った緒が、日をおいて黒くなっていきおへそについている訳です。
残ったへその緒は、だいたい2〜3週間くらいで自然にはがれ落ちます。

気になるからといって、無理に引っぱったりしてはいけません。

 

また、付け根の部分にはゴミがたまりやすいので、
綿棒やガーゼなどで優しく拭き取るようにしましょう。

 

とれた後のへその緒は大事に保管しておきましょう。
できれば、桐のケースなどに入れて防虫・防湿をします。

ケースは産院でもらえる場合もありますが、二人で選ぶのも良いでしょう。

 

赤ちゃんが大きくなった時に「見たい」と言ってくれる日がくると良いですね。

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