寝る子は本当に育つ。

   

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少し前にSNSで、睡眠によって子供の背が伸びることが実証されたという記事を目にしました。昔から「寝る子は育つ」と言われてきましたが、これで迷信ではなく科学的に証明されたという訳ですね。なんでも睡眠によって人間の成長に必要な成分が分泌されるとか。逆に良く言われていた「背が伸びる方法」が、実は科学的根拠がないという驚きの内容も。正しい睡眠のお話も含めて、こちらでまとめたいと思います。

 

 

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子供の成長に大切な「睡眠」

子供の成長に大切な「睡眠」 今更言うまでもないですが「睡眠」はとても大切です。それは背を伸ばすのに限ったことだけではなく、身体の発育や健康の維持、集中力の増加等々あらゆるところで、人間の基本となってくるからです。特に子供のうちはこの「眠り」という行為を十分にとる必要があります。人間は夜に寝ているうちに「成長ホルモン」という成分を分泌します。この「成長ホルモン」によって身体や脳の成長が促されたり、疲労を回復したりします。また、睡眠は身体だけではなく「心」にも大きく影響を及ぼすと言われています。寝ることで背が伸びるというのは、この成長ホルモンが分泌されているからなんですね。

 

子供の正しい「睡眠」

では、その大切な「睡眠」を正しくとるにはどうしたら良いか?まずは睡眠時間。園児なら10時間から11時間くらいの睡眠が目安と言われています。「睡眠」は個人差が大きいものなので、子供の日中の様子を見ながら判断しましょう。そして、就寝時間は20時台がベストとのことです。最近では夜21時以降に就寝する子供が5人に1人の割合ということなので、身体の成長を考えたら、なるべく20時台に寝かせられるようにしてあげたいですね。我が家の長男(小学1年)は、平日は20時半就寝〜6時半起床なので、睡眠時間は10時間。娘(幼稚園年少)は、平日は20時半就寝〜7時半起床なので、睡眠時間は11時間。休みの日は、多少夜更かしを許してますけど、まあOKの範囲でしょうかね。ちなみに二人とも基本的にはもうお昼寝はしません。

 

子供の睡眠環境

また、睡眠の環境も大切です。たまに電気をつけっぱなしで寝る人がいますが、実は子供の睡眠によくありません。光は、先ほどの「成長ホルモン」の分泌を抑制してしまいます。明るい光は目を閉じて眠っていても、まぶたを通して影響を与えてしまうので、子供の顔に直接光が当たらないように、間接照明を使う等工夫が必要となります。当然ですが、光以外にも子供が寝るのに騒がしくないようテレビの音を小さくしたり、定期的にふとん干す等して、清潔な環境で睡眠をとらせてあげることも大切です。

 

牛乳は身長に関係なし

今度は反対に身長に影響がないものです。昔から牛乳を飲むと背が高くなるとよく言われていましたね。もちろん牛乳にはカルシウムが多く含まれていますから、接種することで骨を丈夫にし間接的に身長に影響を与えてくれるようですが、残念ながら直接身長を上げる成分は今のところ発見されていないそうです。また、バスケットボールやバレーボールなどの競技も身長が高くなるとよく言われますが、これも牛乳と同じく根拠はないんだそうです。運動をすることで、筋肉を発達させることが間接的に影響するそうですが、サッカーや野球、その他のスポーツでも同じらしいですよ。でも、イメージ的にはバスケとかバレーやってる人は、背の高い人が多い気がしますけどね(笑)。要するに「よく動き、よく食べ、よく眠る」というのが、身長に一番良いのかもしれません。

いずれにせよ、正しい睡眠によって、成長ホルモンが分泌され身体が成長する(=身長が高くなる)ということは理解してもらえたでしょうか。思春期の男の子は特に気にするところかと思いますから、幼少期から正しい睡眠を心がけるようにしてあげてください。「赤ちゃんから始める!我が子の足を長くする方法!」では、噂で聞いた足を長くする方法もご紹介しています。興味のある方はぜひどうぞ。

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