立ち会い出産は必須ではない。

   

立ち会い出産の素晴らしさをいろいろと書いてきました。
しかしあまり書いてしまうと、
立ち会い出産ができなかったパパやママが心配になってしまうかと思います。
前述したように実際に立ち会いに望めるのは全体の約50%です。
仕事が手放せないパパや、
ママが遠方に里帰りをして立ち会えないというケースはどうしても生じます。
それに立ち会い出産はパパだけではなく、
ママや赤ちゃんの健康状態にも左右されます。
帝王切開が必要となれば、とうぜん立ち会うことはできなくなります。
本当は立ち会ってほしかったのに…。
立ち会いたかったのに…。
そんな、切実な想いのパパやママもいるでしょう。

「赤ちゃんにきらわれてしまうんではないか?」
「ママが悲しむのではないか?」と、
不安になってしまうかもしれません。

立ち会い出産を希望していたママは、がっかりしてしまうかもしれません。
しかし、パパだって離れていても
ママとおなかの赤ちゃんの無事を願っています。
仕事のパパは、なんとか駆けつけようと必死で努力しています。
一ついえるのは、立ち会い出産は、
赤ちゃんが産まれるという通過点だということです。
自分の子どもを育てていく、長い長い時間のほんの一瞬です。

立ち会えるにこしたことはありませんが、
もし、立ち会うことができなくても、
今後の育児に影響を与えることはありません。

だから、そのようなことでお互いの愛情を失わないでもらいたいと、
僕は思います。
二人でよい出産にしようという気持ちさえあれば、
離れていてもきっと感動や喜びは分かち合えるはずです。

赤ちゃんもパパとママの気持ちが通じ合っていれば、何も心配はいりません。
立ち会い出産は必須ではなく、無事に赤ちゃんを産みたいという
二人の気持ちが大切なことを忘れないでください。

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