妊婦検診費用は無料化に。
厳密には戻るお金ではありませんが、妊婦検診費無料化も
出産を控えるパパとママの強い味方です。
「出産費用の内訳。〜その1〜」でも書いたように、
1回の検診相場は平均6,000円で、検診は全部で10回〜15回におよびます。
トータルで約70,000円〜80,000円の出費は、不況の続く日本の、
しかも若いパパとママには大きな負担です。
そこで、少子化対策の一環もかねて、国が14回までの無料化を打ち出しました。
しかし、この制度には思わぬ欠点があります。
14回の無料分のうちの約半分は、各自治体が負担するというものです。
そのために、財政が厳しい自治体によっては残りの半分を負担できず、
回数が14回に満たないケースもあるのです。
自分の住んでいる場所の妊婦検診費用はどうなっているのか、
予め各自治体に確認しておきましょう。
たいていの場合は、市や区の公式サイトで見れるはずです。
経緯のほどは詳しくはわかりませんが、国が決めた方針の負担を、
自治体も一緒に背負わなければいけないというのはおかしな話ですね。
各市区町村には頭の痛い話かもしれませんが、
我々はせっかくの恩恵ですからしっかりと受け取って、
無駄のないようにしましょう。
さて、母子手帳を受け取る際に「妊婦検診受診票」が無料となる回数分、
同封されています。
この受診票を病院の窓口で出せば、無料で検診が受けられるという訳です。
ちなみに、僕たち夫婦の住んでいる地域では、
各受診票に値段が割り振られていました。
病院で行う検診の種類によって、費用が違うため、
値段に応じて受診票を使い分けるというものです。
一番安くて4,000円から高くて20,000円のチケットまでありました。
地域によっては、まったく違ったシステムなのかもしれません。
この妊婦検診受診票も以前に比べて、ずいぶんと制度が拡充しました。
3歳しか違わない上の子と下の子の時ですら、金額が増えていましたから、
その充実度の早さは驚くべきものです。
近い将来に、出産費用の全額無料化といった
素晴らしい社会が実現するかもしれません。
その時には、僕はかなり悔しい想いをしますが(笑)
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