「言うこと聞かない」は子供が悪い?パパとママの言い方にも問題あり。その2

      2014/03/04

 

 

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前回の記事の

「言うこと聞かない」は子供が悪い?パパとママの言い方にも問題あり。その1。』の続きです。

今回の内容と合わせてご覧ください。

 

 

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要求は1回に1つ

 

 

「帰ったら、靴下を脱いでカゴに入れて、手を洗ってね。」

 

 

このフレーズには、数えると3つの要求があります。

 

「靴下を脱ぐ」

「カゴに入れる」

「手を洗う」

 

おまけに「帰ったら」という、条件までついています。

 

よくありがちな会話ですが、複数の要求を行動に移せるのは
実は4歳くらいになってから。

パパやママは子供が少し大きくなり、
会話のキャッチボールが出来るようになると、
つい子どもにいくつもの要求をしたくなります。

 

しかし、まだそこは小さな子供。

 

会話ができたとしても、それを噛み砕いて理解する能力が
発達しきれていない場合もあります。

まずは1回に1つずつを確実に伝えることが大切です。

 

 

また、1つずつではあっても、きちんと行動に起こせるのは
とても立派なことです。

多少時間がかかっても、1つずつじっくり取り組むことで
お子さんに理解する力が身についていきます。

そして、1回に1つの要求をできるようになったら、
少しづつハードルをあげてみましょう。

 

「手を洗ったら、うがいをしようね。」

 

と1回に2つの要求を入れてみます。

こんな風に、時どき、それまでよりもちょっとハードルを上げてみると、
いくつの要求を1回で飲み込めるかが分かります。

 

 

子どもに限らず、物事を分かりやすく説明するということは
とても難しいものです。

 

「なんだかうまくいかないな……」と感じたら、
まずは自分の伝え方が上手くできているかをチェックしてみましょう。

 

子供の片付けにお悩みのパパとママは
叱るだけがしつけではない。子供の環境を整える。」も
合わせてご覧ください。

 

 

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