PM2.5が日本に飛来。子供の健康への影響は?

      2014/02/09

 

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最近何かと話題になっている中国の大気汚染。
原因物質のPM2.5は中国に近い、九州、はては関西地域でも観測され、
子供の健康に不安な影を落としています。

 

PM2.5は大気に漂う粒径2.5マイクロメートル(0.0025mm!)以下の
小さな粒子(スギ花粉よりも小さい)の有害物質です。

子供達が吸い込むことで、将来的に喘息や肺ガンなど
呼吸器系にダメージを及ぼす可能性があり、また既に喘息を持つ子供が、
その症状を悪化させる恐れも指摘されています。

さらにこれからはスギ花粉のシーズンです。

PM2.5はこのスギ花粉と結合し、
花粉の威力を増幅させるというお話もあるとか…。

我が家では、僕と奥さんが花粉症で毎年春に悩まされているのですが、
かわいそうなことに上の長男もそれを見事に受け継ぎ、
3歳にして花粉症に悩まされています。

 

福岡市などでは市のホームページを使って、
PM2.5飛来の予測情報を公開するなど、各自治体も注意を呼びかけています。

 

【福岡市PM2.5予測情報】

http://www.city.fukuoka.lg.jp/kankyo/k-hozen/life/kankyohozen/PM25information.html


北京では、1個3万円くらいするマスクや新鮮な空気の入った缶が
売れていたりと、常識では考えられないようなニュースが耳に入ってきます。

僕もテレビで北京市内の様子を見ますが、街が灰色に濁り、
ゴーストタウンのようでした。
病院には不調を訴える小さな子供が溢れかえっており、
とてもじゃないですが、あんなところで暮らしていられません。

日本は、技術提供をするなどして、
大気汚染に少しでも歯止めをかけようとしています。

かつては高度経済成長期の時代に、同じような公害を引き起こしてきました。
そしてそれによって多くの悲しみが生まれました。

同じ境遇の立場として、同じような悲劇を繰り返さないためにも、
一刻も早い政策を中国に望みたいです。

 

 

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