男性の育休取得率が上昇!広島県の育メン休暇応援制度。
広島県では、2010年4月から
「育メン休暇応援制度」
というユニークな取組みを行っています。
育メン休暇応援制度は、男性従業員の育児休業取得に
積極的な企業を県が登録し、
そのバックアップを行うというものです。
これは全国で初となる制度で、現在の登録企業は
200社を超える数となっているそうです。
「イクメン=育休ではない。厳しい育児休業の現実」でもお話ししたように、
男性が育児休業を取得するには、厳しいハードルがあります。
そのハードルを少しでも低くしようと、
広島県が率先して登録企業に支援を行っています。
具体的には、育児休業取得者のいる企業に10〜30万円の奨励金を支給する等、
職場環境の整備や労働力の不足に一役かっています。
当時の県知事が全国で初めて、育児休業したことでも話題となり、
県として積極的に男性の子育て支援に取組んでいることが伺えますね。
実際に育児休業を取るかどうかは別として、
県がこのように子育てに協力的であることが羨ましく思います。
広島県すばらしいですね。
そして、最近の発表によると、広島県の男性の育休取得率は
平成22年度→1.2%から
平成23年度に4.6%に上昇。
また、「男性の家事・育児に関わる1日あたりの時間」が、
2006年は全国最下位の19分であったのに対し、
2011年には53分と急増。全国で6位、伸び率は1位となったそうです。
県が一体となって子育てを後押しした結果と言えますね。
育メン休暇応援制度。
広島県にとどまらず、他の県、そして日本全体にも
この流れが広がってほしいなと思います。
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