80万人以上!?拡大する待機児童問題。

      2014/02/09

 

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みなさんも耳にしているとは思いますが、最近、子どもを保育所に預けたくても
預けられない「待機児童」の問題がニュースや新聞で取りざたされています。

 

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待機児童数は80万人以上!?

保育所の待機児童の数が問題となっています。
待機児童は平成23年4月時点で2万5千人を超える数になっており、
潜在的な待機児童の数は80万人以上ともいわれています。

「働きたくても働けない」というママたちは後を絶ちません。

一方で「1000年後は子供がいない?100秒に1人の子供の減少。」でも、
触れたように、子供の数が減り、小学校の統廃合が続いているわけですから、
不思議な矛盾を感じてしまいますね。

やはり、女性のライフスタイルの変化が大きいのかと思われます。

 

「認可型」と「無認可型」の違い

保育園には、国が定めた条件を満たし補助を受けられる「認可保育園」と、
それ以外の「無認可保育園」の2つの種類があります。

「認可保育園」の大きなメリットは

・保育料が安い
・保育士の数が多い
・園庭が広い

など、特に保育料が安いことは、我々子育て世代には大きな利点です。

無認可外保育園に通う場合でも、保育料の一部を補助する自治体もありますが、
やはり「認可保育園に入れたい」と強く望む親が圧倒的に多いのが実情です。

 

認可保育園のハードルは高い

保育園に入園するには、入園の必要性の高い家庭が
優先されるようになっています。

・両親がフルタイムで働いている
・近所に頼れる両親や親戚がいない
・経済的な理由

など、普通の家庭でママが「これから働きたいな」程度では、
認可保育園に入れるのはかなり難しい状況です。

しかしそれでも、少しでも安い「認可保育園」に子供を預けて
働きたいというママは数多く、 それ故に待機児童の数が増えていると言えます。

 

先日も、杉並区や大田区で母親達による異議申し立てがよせられていました。
受け入れ先を探したり、育休を伸ばしたりとその苦労は計り知れません。

我が家の長男は幼稚園でしたので、そのような苦労はなかったのですが、
今の日本の経済状況や家計から考えると、
下の娘は保育園にという状況になってもおかしくはありません。

決して人ごとではないニュースに戦々恐々のよしかずでした。

 

 

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 - 時事