「過剰歯」とは?子供の歯並びに影響も!?

      2014/02/09

 

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皆さんは「過剰歯」って言葉をご存知ですか?

僕はこの度、はじめて知ることになりました。
わりと言葉を知っているつもりでいましたが、まだまだ世の中には
想像もしないような言葉があるんですね。

あ、もちろん子供に関係あることですよ(笑)

 

 

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過剰歯とは

人間の歯には乳歯と永久歯があることは、皆さんご存知ですよね?

実は歯の中には、これらに属さない歯があったのです。
これを過剰歯といいます。

簡単にいえばいらない歯ですね。

 

過剰歯は上の前歯と前歯の間にできることが多く、
生えてくる場合もありますが、
一生埋まったまま生えてこないこともあります。

仮に過剰歯が骨の中にあっても、永久歯から離れた場所に
埋もれている場合は問題はありません。

 

しかし、過剰歯が永久歯の生え方に影響を及す可能性のある場合には、
パパとママは心配。赤ちゃんの歯並び。」などと同じように、
乳歯から永久歯に生えかわる時期に抜歯することになります。

この辺りの判断は、歯科医の先生によるところですが、
たいていの場合は抜歯を勧められるようですね。

これは適切な時期に抜歯すれば、永久歯の歯並びへの影響を
最小限に抑えることができるためです。

また、永久歯が生える前に過剰歯が生える場合もあります。

 

残念ながら歯に影響が残ってしまった場合は矯正治療が必要となります。

 

 

【時期】

特に幼少期に多く見られます。これは歯医者などで
レントゲンを撮った時に、偶然発見されることが多いためです。

 

【原因】

はっきりした原因は不明ですが、歯の元となる
「歯胚」(しはい)が過剰に作られたり、分裂したりすることによって、
歯が多く作られてしまうことが原因と考えられています。

 

【確率】

30~40人に1人の確率です。
過剰歯があるからといって特別という訳ではないですから安心して下さい。

 

【治療】

過剰歯のほとんどは骨の中に埋まっているため、
抜歯するために簡単な手術が必要になることがあります。

手術は局所麻酔で行う1~2時間程度のものですが、
一応骨を削るので、手術後1週間くらいは
腫れや痛みが出ることがあるようです。

 

 

 

今回、過剰歯を知る経緯となったのは、
長男の歯科検診がきっかけでした。

やはりレントゲンを撮った際に発見し、とりあえずは小康状態と
なっていますが、生えかわりの時期に抜糸することになりそうです。

 

将来の歯並びを不安に思う親御さんも多いと思いますが、
歯科医の先生と相談しキチンとした処置を行えば問題はありません。

 

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